トラック運送事業は、国民生活や経済を支える重要な社会インフラである一方、輸送力不足から物流の停滞が懸念される「物流2024年問題」への早急な対応が迫られているところです。こうした状況から、政府では、持続可能な物流の実現に向け、2023年6月の「我が国の物流の革新に関する関係閣僚会議」において①物流の効率化②荷主・消費者の行動変容③商慣行の見直しを柱とする「物流革新に向けた政策パッケージ」を策定し、さらには、2023年10月に、賃上げや人材確保など、早期に具体的な成果が得られるよう可及的速やかに各種施策に着手するとともに、2030年度の輸送力不足の解消に向け可能な施策の前倒しを図るべく、緊急的に取り組む施策として「物流革新緊急パッケージ」を策定したところであり、現在、この3本柱に沿った抜本的・総合的な対策を、関係省庁が一丸となって取り組んでいるところです。組合員各位におかれましても取引先等に対しての周知協力をお願いいたします。
■「トラック事業の適正化・生産性向上に向けた取組へのご協力」のお願い
■「トラック輸送の取引環境改善に向けた取り組み」等チラシ