電通は、日本の総広告費と媒体別・業種別広告費を推定した「2020年 日本の広告費」を発表した。2020年(1~12月)日本の総広告費は、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響による各種イベントや広告販促キャンペーンの延期・中止により、4~6月期を中心に大幅に減少した。7月以降は徐々に回復の兆しを見せ、10~12月期には前年並みに回復しつつあったものの、通年で6兆1,594億円(前年比88.8%)となり、東日本大震災のあった2011年以来、9年ぶりのマイナス成長。リーマン・ショックの影響を受けた2009年(同88.5%)に次ぐ下げ幅となった。
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