TOP >新着情報一覧 > 工業統計調査確報版の結果報告

工業統計調査確報版の結果報告

経済産業省は令和2年工業統計(産業別統計表・令和元年実績)を8月13日に公表しました。今回の結果は、令和元年の数値であり、コロナウイルス感染拡大前の数値となります。発表では、印刷業の出荷額は5年ぶりに微増となりました。印刷業の事業所数は16,781事業所で前年比-2.7%、従業者数は229,441人で-1.5%とそれぞれ減少したものの、出荷額は4兆4,738億円で0.5%、付加価値額も1兆8,454億円で0.8%とそれぞれ微増となりました。また、1人平均出荷額は1,949万円で2.0%、1人平均付加価値額は871万円で2.0%それぞれ増加し、1人平均給与額も408万円で0.3%の微増となりました。印刷業の傾向としては、ここ数年、事業所数、従業者数、出荷額、付加価値額とも減少が続いていましたが、今回、出荷額、付加価値額は全数結果および1人平均でも僅かながら増加に転じました。また、平均人員は年々増える傾向にあり、5年前と比較すると、「3人以下を含む全数」で1.7人、「4人以上」で3.0人それぞれ増加しています。

 

詳しくはこちら